Toivoでは、壁・天井の仕上げ材は珪藻土を使っています。
壁紙などの他の材料は、基本的には使いません。
珪藻土と言ってもピンからキリまでありますが、いろいろ使ってきた結果一番性能が高いと判断した日本珪藻土建材さんのエコクイーンという珪藻土を使用しています。
このエコクイーンの優れた特徴としては、とにかくよく調湿し、においも取ってくれる、有害物質も吸着して分解してくれるという点です。

大体珪藻土は、相対湿度で40％から60%弱ぐらいに常に保とうとしてくれます。
夏は家の中が多湿でモワっとするのを調湿効果でどんどん吸ってくれますので、とても爽やかな空間にしてくれます。
冬は空気中に湿度が足らないのですが、どんどん加湿したり調理やお風呂からの加湿でも珪藻土が湿度を吸って、壁から放出して湿度を保ってくれます。このように天然の加湿器状態になります。
通常はマンションの室内で加湿をすると結露しやすいのですが、Toivoの住まいは断熱もしっかりとしてあり、それを珪藻土が調湿してくれるので、結露もしにくいのです。

特にマンションの場合は気密性が高く空気が抜けにくいので、自然素材の代表的な珪藻土と吉野杉を中心に施工するようにしています。室内の空気を浄化するという意味でも、壁・天井の珪藻土と床材の吉野杉は、非常に大切な役割を担ってくれているのです。