水まわり設備機器
水まわり設備について、種類ごとにToivoの住まいづくりの考えをお伝えします。
トイレ
マンションの特殊性を考慮すると、マンションをよく分かっていてメンテナンス性も高いのは、TOTOさんのトイレ機材だと思います。
新製品が出ても古いものを使い回せたり、後々のことを考慮した機材を作っているメーカーとしての姿勢も信頼できると考えます。
お風呂
Toivoではお風呂は基本的に2種類の方法で作っています。
一つはメーカーのユニットバス製品を入れる。8〜9割はこちらです。
もう一つはハーフユニットと言って、下半分は浴槽と床のユニット製品を入れ、上半分を木やタイルで造作するお風呂です。
ユニットバスを作るときも、やはりTOTOさんでお願いしています。
これもトイレと理由は同じで、マンションでの施工性やメンテナンスに一番優れているためです。
もう一方のハーフユニットを作ることは珍しいですが、木が好きな方には選ばれることもあります。
メンテナンスに気を使いますので、基本的には水に強い樹種であるヒノキやヒバを使います。
またマンションの場合、年に一度各住戸に業者が入り排水管の高圧洗浄が行われますので、それに耐えうるように作っています。
洗面台
規格品は幅が15cm刻みや20cm刻みなど、寸法が決まっています。
そのため、これまでと同様の考え方になりますが、これらも住まい方に一番良い寸法のものをオーダーで作ります。
配置する場所によって奥行きを選び、幅も自在に作ることができます。
洗面台の天板にはいくつか種類があり、スクエアタイプや丸みを凹凸にしてるタイプ、またハイバックカウンターといって水栓が壁から出てくるタイプなど、好きな寸法を好きな形で作ることができます。
その上の鏡部分に収納を作ったり、メーカーの3面鏡を周りの家具にはめ込むように作るなど、設計と大工さんの工夫で洗面台を有効に使っています。
カウンターの下は、何も作らずシンプルにしたり、引き出しやゴミ箱入れを造作したり、用途に合わせてオーダーメイドで作っています。
キッチン
キッチンも、暮らしに合わせて寸法を決め造作します。
収納の棚の数やゴミ箱置き場の位置も考え、電源や照明も好きな位置に付けることが可能です。
使う方の身長に合わせて高さも自在に決められ、たっぷりの背面収納も作り、とても使い勝手がいいキッチンにすることができます。
また将来、キッチンの構成や収納の段数を変えたいときも、造作であれば全てを取り替えたりすることなく調整できるという安心感もあります。
天板はトヨウラさんで、シンク位置や幅・奥行きをオーダーで作ることはもちろん、Toivoのオリジナリティーとして、天板の際3方を折り返して掃除をしやすい加工をしていただいています。
また、今人気の外国製の食洗機も自在に入れ込むことができます。
外国製の食洗機はサイズが大きく特殊な配管なので、日本のキッチンに入れられないこともありますが、造作でしたら食洗機に合わせて作ることができるのです。
またガスかIHか悩む方には、将来的にどちらも選べるように、ガスで設置した上でIHの電気配線を引っ張っておき、裏側に隠しておくこともしています。
このように造作するということは、将来の可能性が大きく広がるということにつながります。