二人でも二世帯な終の棲家
戸建率の高い桶川市でのマンションリノベーションです。
駅近なこともありますが、子育てが終わったご夫婦が戸建を売り、安全なマンションを終の棲家にと移住された方々が多いマンション。
今回の施主様も同じように戸建持ち家を売却し、また独立していた娘と共に暮らす、「終の棲家」としてご依頼いただきました。
親子とはいえ既に独立した生活をしていたことから、2人住まいでありながら2世帯のような個人時間を作れる空間にとのご要望と、そうは言っても家族として共に過ごせる時間も大切にしたいとのお話もいただきました。
休日には2人でお酒と食事を楽しみつつ、プロジェクターで大好きな映画を楽しめる母娘2人の終の棲家となりました。
LDK・和室
家族が過ごすリビングにはそれぞれの居場所と、共有して映画を楽しめるプロジェクターを設置し、また独立した長男家族が泊まれるように小上がり和室を作りました。
小上がり和室はゲスト用布団をしまえるようにしました。
食事はお母様が担当するとのことなので、キッチンからお母様の寝室にウォークスルー収納を通しての動線を作り、その寝室でもお母様が寛げるミニリビング的な要素を入れました。
洗面化粧台・浴室・トイレ
洗面脱衣所はタオルなどを収納できるようにしました。
友人もよく遊びに来るのでトイレには単独洗面台を設置するなど配慮し、それぞれの友人が来ていても自分の部屋で過ごせることもできるようにしてあります。
寝室
娘さんはお気に入りの家具に囲まれたいということを配慮し、寝室としては広めに作りました。
収納・廊下
収納は動線上に配置、キッチンからはパントリーからウォークスルーを通ってお母様寝室です。
メイン廊下には生活用品やシューズクロークを配置。