ZERO LLDK・2ndリビングのある暮らし
大宮駅徒歩10分という都市部でありながら、さいたま市のシンボルであり文化的資産である氷川参道に面する人気の築浅マンションをリノベーションした事例となっています。
休日にはこの参道を楽しみながら近くの公園や大宮公園などに出向きながら、美しい街並みに囲まれて子育てしていきたいという施主の希望した通りの立地に、築浅のマンションでありながら画一的な間取りから理想の暮らしを叶えるリノベ計画を立てていきました。
施主様はご夫婦揃って大手建設会社に勤める一級建築士でマンションそのものの設計などに携わっている方だったので、弊社設計者と智慧を出し合いながら大枠の設計と工法を友政が担当し、ディテールやデザインなどは施主ご夫婦の案やデザインを一部持ち入りながら、共に作り上げていき、明確な居室を作らずに2ndリビングのある暮らしをテーマとして行いました。
完成後の初めての冬は1月まで暖房つけずに室温が常時22度を超え、2月に少し暖房つけた位と話を伺っています。
築浅のため元々のマンションのポテンシャルもありますが、弊社の断熱工法や風除室を設けた設計が高性能な住まいにすることができた事例と言えます。
LDK
南側リビングの外に公園と参道が見えることから、外部との兼ね合いを考慮しつつ、手持ちの北欧家具(Yチェア・CH24)やペンダント照明(PH5)と丸テーブルと施主様デザインの収納を造作し小上がり畳収納を設置しました。
収納
洋服などはファミリークローゼットに集約し、本などはセカンドリビング側に棚を作り収納。
和室
北側に位置する小上がり和室は日中はセカンドリビングとして使用し、夜は家族3人の寝室空間となります。
小上がり和室に障子を仕込み締めることで本棚側が書斎となり集中して勉強や読書を楽しめるこもれる空間となっています。
トイレ・洗面台
長手側に位置する玄関は風除室的に仕切ることで寒気を軽減するだけでなく、廊下も大きな室内の一部として成り立つようにし洗面台を廊下に配置しました。